のりコラム

のりの生産者のおはなし2

のりの生産者のおはなし2

ばらのり、というのり

知っている人は知っている、知らない人はなんだそれ?的なのり
ばらのりは、板に抄く前ののりを棚干し乾燥させた「のり」です

ばらのりは、板に抄いていない(シート状ではない)ため、不定形で立体的です
焼のり同様、焼加工したものを使うことが多いですが、非常にサクサクとよい歯ごたえがあり、刻のりのように、細かくしてなにかにふりかけても、サクサク感が小気味よいです
また、板のりのように細かく裁断していないことや洗い回数が少ないため、ばらのりは、のりのうまみがより強い気がします

のりふりふりののりは、このばらのりを使っており、サクサクとした食感が楽しめます

ばらのりは、焼くと「焼ばら」、焼く前は「ばらのり」もしくは「黒ばら」と言います
焼く前のばらのりは、海藻っぽさが前面に出ており、磯の香り、海藻らしい繊維感が楽しめます

写真のおふたりは、三重県鈴鹿市の下箕田(しもみだ)でばらのりを生産している矢田さん
シーズン中は、夜中の2時から作業をはじめ、昼前くらいまで忙しいとのこと

三重県のばらのりは、この下箕田、桑名の木曽岬、赤須賀、伊曽島、一色などで生産されており、全国的には、福島、愛知、愛媛、や香川、岡山、佐賀、長崎、熊本、鹿児島などが産地です
*全国のばらのり生産状況は、「海面漁業生産統計調査 確報 平成30年漁業・養殖業生産統計」より